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意外に悩む?ネクタイピンの付け方・位置
ネクタイピンを正しい位置に着けれているでしょうか?
近年では、クールビスが定着したこともあり、ノーネクタイで働くビジネスマンが増えてきています。
反対に、職種によっては一年中ネクタイを着用しないといけない人も多いはずです。
スーツスタイルやシャツスタイルに欠かせないアイテムはネクタイですが、そのネクタイをブラブラさせないように固定させるアイテムが『ネクタイピン』です。
この時、意外と悩むのがネクタイピンの付ける位置です。
そこで、今回はネクタイの役割からネクタイピンの正しい付ける位置についてご紹介します。
では、見ていきましょう。
ネクタイピンの役割
ネクタイピンは「ネクタイをブラブラさせないように固定させるアイテム」で、多くのビジネスマンはこのタイピンを身に着けています。
また、いつもの着こなしをグレードアップしたり、ちょっと違った雰囲気を胸元から演出することができるのでおすすめです。
それだけでなく、ネクタイピンは便利で実用性を誇っています。
ネクタイピンを活用する上で優れたメリットをご紹介します。
ネクタイピンを付けると胸元をシャキッと引き締めれる
ジャケットを脱いだ時・シャツスタイルの時にネクタイがブラブラしていると印象がダウンします。
さらに、動いたときにネクタイがブラブラして、裏部分のタグが見えてしまうよりしっかり固定されているほうが見栄えともに好印象です。
ネクタイピンで固定させるとネクタイが長持ちする
デリケートな生地の場合、ワイシャツに擦れるとネクタイの裏部分が痛んで毛羽立ちが起こります。
上質なネクタイを長持ちさせるためにもネクタイピンで固定させましょう。
食事の時に安心
ランチの祭にネクタイに注意してなく、ネクタイの剣先に食べ物や汁物がついてしまう恐れがあります。
食事中のネクタイの汚れ防止には、ネクタイピンが活躍します。
安心して食事を行うためにもネクタイピンでネクタイを固定させましょう。
水作業の時に気にせず安心
手を洗うとき、前屈みになるとネクタイが濡れてしまう可能性が非常に高くなります。
肩にかけることで防止はできますが、スルリと落ちることも多々あります。
そうならないためにも、ネクタイピンでネクタイを固定させましょう。
ネクタイピンの使い方と正しい付け方
次に『ジャケット着用時』と『ワイシャツ着用』のネクタイピンの正しい付け方についてご紹介します。
ジャケット着用時のネクタイピンの付け方
ジャケット着用のネクタイピンの基本の付け方『第3ボタン~第4ボタンの間に付ける』ことです。
右側から『ネクタイの大検と小剣』と『シャツ』をネクタイピンで挟んで、横方向に付けましょう。
シャツの『第3ボタン~第4ボタンの間』で上過ぎず、下過ぎない位置がスタンダードです。
また、絶妙なバランスで分からない場合はやや高めにネクタイピンを付けると、バランスよくまとまります。
厳密にはそこにつけないとダメということは無いのですが、ネクタイピンが主張し過ぎると軽い印象を与えてしまうのでビジネスシーンなどは注意が必要です。
鏡で自分の容姿を確認して、ネクタイピンの主張が強すぎないバランスのいい位置に身につけましょう。
ワイシャツのみ(ジャケットを脱いだ時)のネクタイピンの付け方
ジャケットを脱いだ時やワイシャツのみの場合のネクタイピンの位置は『第4ボタン~第5ボタンの間』に付けましょう。
ジャケット着用時のネクタイピンの位置は『第3ボタン~第4ボタンの間』なので、ジャケットを脱いだ時とワイシャツのみの場合は一つ下のボタンが基本の位置になります。
ジャケット着用時の『第3ボタン~第4ボタンの間』に位置したままだと、ネクタイの剣先がブラブラして邪魔になったり、汚れてしまう恐れがあります。
そうならないためには、ジャケットを脱いだ際はネクタイピンの一つ下のボタンに付け替えましょう。
ベスト着用時のネクタイピンの位置
ジャケットの下に『ベスト』や『カーディガン』を着用している場合は、基本的にネクタイピンは必要ありません。
ベストやカーディガンがネクタイの剣先を抑える役目をしているからです。
もし、ベストやカーディガンを脱ぐシチュエーションがありそうな場合は、ベストやカーディガンの下に挟んでおくと安心です。
結婚式・パーティーの華やかなシーンには
パーティーなどの華やかなフォーマルシーンでは、ネクタイピンを付けるだけで華やかな雰囲気がプラスされ周囲と差をつけることができます。
結婚式やパーティーなどではアクセサリーとしての要素が強く、華やかに胸元を彩るシルバーやゴールドなどがおすすめです。
またアクセサリーとしての要素が強い結婚式やパーティーなどではネクタイピンを付ける位置は“通常より少し上”を意識しネクタイピンにアクセントを持たせましょう。
ネクタイピンの種類
スーツに合わせるネクタイには様々な種類があります。
ここではビジネスシーンで身につけられている『タイクリップ』と『タイバー』についてご紹介します。
また、ネクタイピンのデザインによっては、主張が強くビジネスにおいて軽い印象を与えてしまいます。
ビジネスシーンで身に着けるネクタイピンは『シンプルなデザイン』のものを選びましょう。
タイクリップ(ワニ口式)
ワニの口のような形状から「ワニ口式」と呼ばれ、最も標準的なタイプのネクタイピンです。
バネの機構でしっかりとグリップし、ネクタイの大検と小剣・ワイシャツを挟んで使用します。分厚い生地のニットやウールに対応しながら、扱いやすいのが特徴です。
タイバー(クリップ型)
金属をU字に曲げた、クリップのような形状のネクタイピンです。
出典:www.amazon.co.jp
タイクリップ(ワニ口式)と違い、シンプルな見た目でスマートな印象を与えます。
バネの力を使わず、金属の曲げた力を利用し、ネクタイを挟んで使用します。
分厚いニット生地やウール生地に使用するのはおすすめできません。
その他のネクタイピン
上記で紹介したネクタイピン以外に、ピンで止めるタイプのものやボタンにひっかけるタイプもあります。
これらは、「パーティー」「結婚式」「就職祝い」「進学祝い」などに適しています。
ビジネスシーンは控えておきましょう。
まとめ
ジャケット着用時とジャケットを脱いだ時・ワイシャツのみのネクタイピンの付ける位置についてご紹介しました。
上記で紹介したネクタイピンの付ける位置をまとめました。
ジャケット着用の場合:第3ボタン~第4ボタンの間
ジャケットを脱いだ場合・ワイシャツのみ:第4ボタン~第5ボタンの間
ベストやカーディガンの場合:基本的にネクタイピンは使用しない。
ベストやカーディガンを脱ぐかもしれない場合は、見えないようにベストやカーディガンの下に挟んでおくと安心です。
ビジネスシーンなどにネクタイピンを使用する場合はぜひ参考にしてください。