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【タロット占い】【恋愛】相手の気持ちが知りたい!おすすめのスプレッドを図で解説
タロットカードには基本となるスプレッドから基本からのアレンジを含め個人で考案した「変形ケルト十字スプレッド」などの色々なスプレッドが存在します。
そのたくさんあるスプレッドの中から今回は相手の気持ちが知りたい時におすすめの「ヘキサグラムスプレッド」についてご紹介したいと思います。
比較的取り掛かりやすく必要な事柄がコンパクトにまとまっているので初心者にもおすすめのスプレッドですので是非参考にしてみてください。
ヘキサグラムスプレッドとは
ヘキサグラムスプレッドとは、時間軸と、自分と相手との関係性をシンプルに見ることのできるスプレッドになります。
7枚のカードを使用して六芒星の形に展開していくのが特徴的で、恋愛を占うことに必要な事柄がシンプルにまとまっているので使いやすいのでおすすめです。
そのため、多くの人が関係する問題や長い期間によって複雑化した問題など複雑なお悩みには向かないスプレッドでもあります。
7枚のカードから読み解くことはもちろんですが、過去・現在・未来などシンプルな配置なためワンオラクルのように一枚ずつでも示すことができるので初心者でも感覚的に理解しやすいスプレッドの一つとも言えます。
また、ヘキサグラムスプレッドは質問内容が曖昧だとカードの出す答えも曖昧になってしまうので、問題となる点が何なのか明確にしておきましょう。
ヘキサグラムスプレッドのリーディングのポイント
ヘキサグラムスプレッドは二つの三角形を重ね合わせてできる六芒星の図形です。
今回は「相手の気持ち」を読み解いていくリーディングを軸に展開していきます。
ヘキサグラムスプレッドの正三角形は「過去・現在・未来」の”時間の流れ“を、逆三角形は「対応策・相手・自分」の”関係性“を示します。
スリーカードを二つ分にまとめて展開したようなスプレッドですが、”時間の流れ”と”関係性”を同時に見ることができるので多角的なリーディングが可能となっています。
展開位置・意味
1.過去
問題の内容(関係性)の過去の状況。おおよそ1~3ヶ月前の状態を表します。
またそこに至るまでの事情や自分の知らない相手の過去などを表すこともあります。
2.現在
問題の内容(関係性)の過去からの流れからみた現在の状況を表します。
現在のカードから未来のカードへの流れも見ることでどのような未来へ繋げられるかも読み解くこともできるでしょう。
3.未来
問題の内容(関係性)の近い未来の状況。このまま進んだ時の1~3ヶ月先の状態を表します。
4.対応策
“相手と自分”や”二人の周囲の状況”についてのアドバイスを表します。
この位置にでたカードはとても大切な意味を持ちますので慎重にリーディングしましょう。
※5.相手と6.自分をリーディングしてから対応策をみていく方がわかりやすいでしょう。
5.相手
相手の気持ちや立場、状況や周囲の環境を表します。相談内容(問題)をしっかりと明確にしてから展開しましょう。
6.自分
自分の現状や気持ち、思い込み、願望などを表します。
質問者が相手のことをどう思っているか潜在意識において知ることができます。
7.最終結果
問題の内容の最終的な結論や総合的なアドバイスを見ることができます。
途中経過の未来も踏まえた二人の今後の関係性、おおよそ3~6ヶ月先の未来を表しています。
ヘキサグラムスプレッドのリーディングのコツ
二人の気持ちの温度差がわかりやすい展開図でもあるヘキサグラムスプレッド。
近い未来や問題への対応策など恋愛を占うのに必要な事柄がコンパクトにまとまっており、相談(問題)内容がしっかり決まっていればいるほど恋愛占いにはヘキサグラムが適していると言えます。
また「過去・現在・未来」の”時間の流れ”と「対応策・相手・自分」の”関係性”のどちらがより強いカードが出ているか、強い原因となる部分はどこにあるかなどを考えながら読み解いていくとより深いリーディングができていくでしょう。
全体をリーディングする
まずは全体のカードの印象などを広く捉えましょう。
- 全体的に出てきているカードの傾向 ※明るい・暗いなど
- 大アルカナの配置位置はどこか ※78枚フルデッキ使用の場合
- 小アルカナのスート(棒・金貨・剣・聖杯のマーク)に偏りはあるか
- 小アルカナの数礼(1~10)に偏りはあるか
- 目立っているカードがあるか
など全体的なカードの傾向を把握し、相談者にざっくり伝えるのもいいでしょう。
中央の最終結果が良いのか悪いのか先に伝えて詳細を読み解いていく方法が質問者への気配りのある伝え方かもしれません。
過去・現在・未来をリーディングする
ここでは時系列、時の流れがどのように変化しているかを読み解くことが大切になってきます。
過去の状態より現在のカードは明るいのか暗いのか、まずは過去をベースにカードを見ていくとリーディングしやすいかもしれません。
一枚のカードにとらわれず3枚のカードの流れを見ましょう。
もし時系列のどれかに大アルカナが入っていたならそこが重要なポイントかもしれないので、小アルカナは補足としての読み方をしてもいいかもしれません。
相手と自分についてリーディングする
相手と自分について一枚ずつカードを見ていきましょう。そしてカードを比較しながら見ていくと二人の関係性が見えてくるかもしれません。
- スート(棒・金貨・剣・聖杯のマーク)が共通か違うのか
- カードの人物の目線はどこに向かっているか
※見つめ合っているか、そっぽを向いてるか、下を見てるか、上をみているかなど - 活気があるか、暗い雰囲気があるか
- 肯定的な意味が含まれているか、否定的な意味が強いのか
- カードの強さ(大アルカナなど)関係はどうなっているか
などお互いのカードを比較して見ていくとリーディングしやすくなります。
ヘキサグラムスプレッドから読み解く相手の気持ち
相手の気持ちのところに「明るいカードが出たから良い」「暗いカードが出たから悪い」と短絡的に結びつけることではなく未来・対策・結果などのカードと組み合わせてリーリングすることが大切になってきます。
相手の気持ちに“暗いカード”が出たとしても他のカードにどう行動した方がいいのか?や、過ごし方のヒントを導き出すことで状態は変化していくということです。
捉え方は様々ですが、一枚のカードだけで結論付けるのはもったいないかもしれません。
対策・結果をリーディングする
【対策】はとても大切な意味を持ちます。質問内容(問題)に対しての具体的なアドバイスとなるので慎重にリーディングしましょう。
まずは相手と自分の位置にどのようなカードが出ているのか、時間軸はどうのような流れになっているのか全体のカードの組み合わせから状態を読み解きましょう。
その全体の状態を見てから対策へのリーディングに入ると具体的なアドバイスが導きやすくなるでしょう。
質問内容(問題)に対しての総合的に見たカードが【結果】となります。
まずは結果のカードが何を伝えているか質問者に伝えることで他のカードが何を伝えようとしているのかもわかりやすくなるでしょう。
導き出されたカードをヒントにどのように過ごしていけばトラブルから回避していけるか、より良い結果に導くことができるかを探っていきましょう。
初心者でも楽しくタロットを楽しむ
ネット上にもたくさんの情報が溢れてますが、まずはタロットの本で順序よく理解を深めていくことがとても大切になってきます。
今ではタロットカードのデザインも多く“見て楽しむ”“実践で楽しむ”など楽しみ方も色々です。
興味のある方は是非ヘキサグラムスプレッドを展開して、タロットカードライフを楽しんでくださいね。
78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット
カードの基本の解釈がわかりやすく丁寧に書かれていて参考にしやすい一冊です。
リーリングをするためのヒントとなるキーワードが多く、カードの持つ意味を理解しやすい解説本になっています。
スプレッドの位置や状況別にキーワードが記載されているので初心者でもわかりやすいでしょう。
ライダー版タロットカード
初めての方が選ぶならこのカードがおすすめです。19世紀に登場した最もスタンダードといってもよいでしょう。
78枚(フルデッキ)で当時の絵柄をそのまま再現しており、タロットの基礎を学ぶのにぴったりと言えます。
ドリーミング ウェイ タロット
ライダー版を基に韓国の人気のアーティスト、Kwon Shina(クォン・シナ)が描く、現在的な雰囲気のタロットカード。
全体的に可愛らしく親しみやすいデザインで気軽に楽しくタロットを楽しむことができます。
まとめ
自分の思いも日々変わっていくように、相手の気持ちも日々変化していきます。
ヘキサグラムスプレッドはシンプルにまとまっているのに時間の流れと相手の気持ちまで読むことができるとても便利なスプレッドです。
人生はすべてが思い通りになるわけではありませんが、カードが伝えようとしている色々なヒントからお相手とより良い関係を築いていきましょう。