約3年ぶりにリニューアルされた新型Kindle Paperwhite。
第11世代である「Kindle Paperwhite」以外にも、新たに追加された「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」、そしてキッズ向けの「Kindle Paperwhite キッズモデル」も発売されました。
ディスプレイやバッテリー、色調調節ライトなど様々な機能が進化を遂げた新世代モデル。
今回は前モデルである第10世代と比較し、どのような点が新たに変わったのか紹介していきます!
「Kindle Paperwhite」第10世代と第11世代の仕様
Kindle Paperwhite 第10世代 | Kindle Paperwhiteキッズモデル | |||
価格 | 広告あり13,980円(税込) 広告なし15,980円(税込) | 【8GB】 広告あり16,980円(税込) 広告なし18,980円(税込)【16GB】 広告あり17,980円(税込) 広告なし19,980円(税込) | 広告なし21,980円(税込) | 【8GB】 18,980円(税込) 【16GB】 19,980円(税込) |
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 6.8インチ |
サイズ | 167×116×8.18mm | 174x125x8.1mm | 174x125x8.1mm | 175.5×129.2x 13.5 mm (キッズカバー含む) |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
重さ | 182g | 205g | 207g | 321g (キッズカバー含む) |
内蔵メモリ容量 | 8GB/32GB | 8GB/16GB | 32GB | 8GB/16GB |
バッテリー持続時間の目安 | 約6週間 | 約10週間 | 約10週間 | 約10週間 |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | × | × | ◯ | × |
フロントライト | LED 5個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 17個 |
色調調節ライト機能 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
ページめくり | 画面タップ/スワイプ操作 | 画面タップ/スワイプ操作 | 画面タップ/スワイプ操作 | 画面タップ/スワイプ操作 |
防水 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
カラー | ブラック/セージ/トワイライトブルー/プラム | ブラック / デニムブルー / ライトグリーン | ブラック | エメラルドフォレストカバー / ブラックカバー / ロボットドリームカバー |
比較してみると、ディスプレイからバッテリー、フロントライト、充電ケーブルなど様々な仕様が変更になったことがわかります。
新たに色調調節ライト機能が追加された点や、充電端子のUSB-TYPE C対応は非常に好評を得ているようです。
カラーバリエーションも「ブラック」「ライトグリーン」「デニムブルー」の3色*1から選択可能。
*1 ストレージ容量が16GB、広告ありモデル、Kindle Unlimitedオプションなし
さらにシグニチャーエディションはKindleシリーズ初のワイヤレス充電に対応、メモリ容量も32GB搭載されており、優れたスペックになっています。
キッズモデルには、専用のカバー付属、保証期間が2年(通常モデルは1年間)、9,800円相当の「Amazon Kids+」1年間無料の特典がついています。
「キッズモデル」という名称になっていますが、購入時の年齢制限はないので、お気に入りのカバーがあれば、お得に購入できますよ。
USB-Type C充電ケーブル・説明書・クイックスタートガイドの3点が付属品として同梱されています。
左側の10世代と比較すると、右側の11世代は上部と左右のベゼルが細くなり、スマートなデザインに進化。
充電端子が待望の「USB Type-C」に対応。日本で販売されている多くのAndroidスマホやノートパソコンもUSB Type-C充電に対応しているので、ケーブルや充電器の使いまわしができるのも大きなメリットです。
背面は、マットでサラサラとした質感。キズを付けたくない方は専用カバーをつけることをおすすめします。
「Kindle Paperwhite」第11世代の特徴:漫画も小説も圧倒的な読みやすい
ディスプレイが大型化したことにより文字が読みやすい!
ディスプレイサイズが6.8インチに大きくなったことで、本体サイズは縦が7mm、横が9mm大きくなりました。
しかし、厚さは0.8mm薄くなっているため、スマートな印象で十分コンパクトなサイズ感です。
大型化したことにより、前モデルと比べて漫画や小説の文字は大変読みやすくなっています。
フラットで300ppiの高解像度ディスプレイなので、小さな文字もくっきりと綺麗に表示され、読みづらさを感じることはないでしょう。
また、フォント最適化技術により読みやすさは抜群です。
防水機能でお風呂で読書ができる
Kindle Paperwhiteは、IPX8等級の防水機能を搭載しており、水深2メートルの真水で60分間耐えられます。
画面の曇りが少なく、水滴がかかっても問題ないため、お風呂でリラックスしながらの読書に最適です。
スマートフォンのKindleアプリでも読書は可能ですが、メッセージやSNSの通知に気が散り、読書に集中できないといったデメリットもあります。
Kindle Paperwhiteなら、そういった誘惑から離れ、読書に集中できるのも大きなメリットですね。
色調調節ライト機能で自分好みにカスタマイズ
第11世代から新たに「色調調節ライト機能」が搭載されました。
これまで変更できなかった「色の暖かさ」が自分好みに調節できます。
スクリーンの色調は、これまで一色しかなかった明るいホワイトから暖かみのあるアンバーまで調節可能。
色は24段階あり、目に優しく読書を楽しむにはピッタリです。
ライトは予めスケジュール設定もできるので、朝と夜で自分好みの読み心地を味わえます。
読む場所によって色を変更して楽しむのもいいかもしれません。
また、シグニチャーエディションには「明るさ自動調整機能」も搭載されており、周囲の明るさを感知し、自動で明るさを調整します。
フロントライト用LEDが17個に増加
従来のフロントライト用LEDは5個でしたが、今作から17個まで増加。
LEDが増加したことで、前モデルと比較し最大10%明るくなっているので、明るい日差しの下でも光の反射が抑えられています。
操作しやすい新インターフェース
インターフェースが一新され、複数の新機能が追加。
ホーム画面、ライブラリ、読書中の本の間での画面の切り替えが簡単に行えるようになるなど、より簡単で便利な操作方法になりました。
Kindleデバイスの設定は、画面の上から指でスワイプダウンするだけで変更でき、画面の輝度などの調整や、機内モードやダークモードのオンオフ操作も可能に。
また、アプリからのクイック設定も搭載されており、自身のスマートフォンとKindleデバイスをペアリングするだけでKindleデバイスの利用も開始できます。
動作速度の高速化で快適に読書を楽しめる!
ページめくりの動作速度が従来に比べ、20%アップ。
特に漫画のページ切り替わりが高速になったと話題になっています。
これまでページがなかなか切り替わらず気になっていた方も、これで快適に読書を楽しめること間違いなし!
テンポよく読めるので、ストレスなく読書に没頭できそうです。
バッテリーが最大10週間持続するから安心
これまで約6週間だったバッテリー持続時間が約10週間へと驚異的な長さになりました。
これはKindle Paperwhite最長のバッテリー寿命を実現しています。
バッテリーサイズが第10世代よりも大きくなったことで、バッテリー寿命がなんと約65%アップしました。
1回のフル充電で使える期間が約10週間に増えたことは、読書を楽しむ上で大きな利点と言えます。
充電ケーブルがついにmicro USBから待望のType-Cへ!
今作から充電ケーブルがmicro USBからType-Cに変わりました。
Type-Cに変更になることを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
元々Type-Cはmicro USBに比べて充電速度が速いことが特徴です。
Type-Cの高速充電だと、9W以上のアダプターを使用すれば、わずか2時間半で充電が完了します。
「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」との違いとは?
第11世代より新たに追加された「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」。
通常版とは容量や充電機能、価格など様々な違いがあります。
通常版と違ってどういったメリットがあるのかまとめてみました!
価格 | 16,980円(税込) | 18,980円(税込) | 21,980円(税込) |
充電ケーブル | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | × | × | ◯ |
内蔵メモリ容量 | 8GB/16GB | 8GB/16GB | 32GB |
広告 | あり | なし | なし |
比較してみると、シグニチャーエディションはやはり価格は少々上がりますが、ワイヤレス充電が可能、メモリ容量が32GBに増加、デフォルトで広告なしという点が大きな魅力です。
続いては、メリットであるワイヤレス充電や容量について詳しくご紹介します!
シグニチャーエディションなら容量が32GBに!
電子書籍を使用する上で最も気になるといっても過言ではない、内蔵メモリ容量。
普段から漫画に小説にとよく使っていると、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。
シグニチャーエディションでは、8GB / 16GBのストレージ容量が32GBに増加。
容量が一気に増えたことで、今まで容量を気にしながら使っていた…という方も心配いりません。
例えば、漫画は比較的容量を消費してしまうので、もし漫画メインで使いたいという方は、シグニチャーエディションを選ぶのがいいでしょう。
ワイヤレス充電にも対応
出典:Amazon.co.jp
これまで不可能だったワイヤレス充電にも対応。
互換性のある別売りのワイヤレススタンドによる充電が可能です。
ケーブル接続が必要ないので、手軽に充電ができ、より便利になりました。
断線や接続に対する不良などの心配がいらないのは安心ですね。
Kindle Unlimitedを試してみよう!
出典:amazon.co.jp
「Kindle Paperwhite」を買ったら「Kindle Unlimited」を導入するのがオススメです。
「Kindle Unlimited」とは、Amazonが提供している電子書籍サービスです。
200万冊以上の書籍が読み放題
Amazon会員であれば月額980円(税込)で利用できます。
この価格の安さで200万冊以上の雑誌や漫画等が読み放題となるので、かなりお得ですね。
雑誌を月2冊読めば元が取れる価格なので、コスパ最強です!
いつでもどこでも手軽に読める
例えば本屋さんで読みたい本を探すとなっても、かなり手間がかかってしまいます。
Kindle Unlimitedだと検索して購入するだけなので、すぐにお好きな本を読むことができます。
本を持ち歩くとなるとどうしても荷物になってしまいますが、端末であれば持ち運びもしやすく便利です。
オフラインでも読書を楽しめる
「Kindle Unlimited」はダウンロードが可能なので、オフラインでも読書が楽しめます。
通常、電子書籍はネット上で読むと、通信料がかかってしまいます。
しかし、Kindle端末は予めダウンロードしておけば、好きなタイミングで読めます。
通信料を気にせず、ネット環境がないところでも読めるのは嬉しいですね。
Kindle Unlimitedは、ダウンロードして保存できるのは10冊までという上限があります。
もし保存しておきたい本があれば、削除して空きを作る必要があるので注意してくださいね。
読書をお手軽に楽しみたいという方は是非お試しください!
「Kindle Paperwhite」11世代 まとめ
第11世代になり、新たな機能が多く搭載されたKindle Paperwhite。
色調調節ライト機能や新たなインターフェースの搭載でディスプレイが見やすくなり、動作速度も向上したことで、漫画や小説などがより楽しめるようになりました。
充電端子がUSB Type-Cに変更、バッテリー持続時間の持ちを考えると、使い勝手は非常に良いでしょう。
また、2023年2月には、新色として「デニムブルー」「ライトグリーン」の2色がラインナップに追加(16 GB・広告ありモデルのみ)されました。
シグニチャーエディションにすれば容量は32GBなので、容量が必要という方にはこちらがオススメです。
また、Amazonは年内にライブラリ機能やコレクションビューなどにさらにアップデートを配信予定。こちらも楽しみですね。
ますます進化を遂げるKindle Paperwhiteから目が離せません!
新たに電子書籍端末の購入を考えている方、前世代からのKindle Paperwhiteの買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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