ワイシャツの襟 / 衿型の種類

レギュラーカラーシャツ

最もスタンダードなレギュラーカラーシャツ。時代の流行によって多少変化しますが、衿羽開きの角度は75～90度とされています。様々なシーンで汎用性が高くフォーマル、ビジネスシーンに最適です。

ワイドスプレッドカラーシャツ

レギュラーよりやや長めの衿羽をもち、衿足の高さもやや高め。肩幅のあるがっちりした体型に良く似合う英国的なスタイルシャツ。
レギュラーカラーシャツに次いで汎用性が高いシャツです。

レギュラーカラーシャツの衿羽の開きは70～90度よりやや広く、100度以上あるのがセミワイドカラー。ワイドカラーに次ぐ高めの衿足をもっているのが特徴。胸元が開きすぎず上品に見えるデザイン。ビジネスシーンだけではなく、キレイ目なコーディネートにもオススメです。

衿先にボタンがついている衿型。ノータイスタイルが多く、カジュアルシャツとして人気の高いシャツです。最大の魅力である衿先のボタンによって生まれる衿元のロールはネクタイを締めても収まりが良く華やかな印象を与えるカラーです。

身頃に色無地や柄を使用し、衿、カフスに白無地で切り替えたのが特徴のクレリックシャツ。カラーの切り替えによりドレッシーな雰囲気を演出します。ノーネクタイでもジャケットに合わることができるので、カジュアルシーンにおすすめです。

第一ボタンの所に2個ボタンがあるのが特徴のカラーシャツ。他のカラーシャツより衿が高く作られているので、前を開けてネクタイを締めないのが着こなしの基本。ビジネスだけでなくボタンを外すだけでカジュアルにもなるので、「オン」「オフ」の切り替えができるカラー。

衿型が丸くカーブしているのが特徴のシャツ。衿先が丸い形で作られているため、プライベートシーンやパーティ―シーンにおいて柔らかい印象を演出してくれます。ビジネスシーンでは不適切とされているため着用は避けてください。

羽根状の折り返しがなく、首に沿った衿型。ノーネクタイで着られ、首元がスッキリとするため、ドレッシーな装いやカジュアルシーンのコーディネットが定番。スタンドカラーは、衿がないためネクタイを付けることができません。ビジネスシーンでの着用は避けてください。

衿先は6センチ前後と短く、衿羽がコンパクトなため首元がすっきり見え、見た目もシャープで清潔感のある印象に。スポーティーでカジュアルなイメージが強く基本はノーネクタイ。ネクタイを付ける場合、ボリューム感のあるものは避けてください。

衿先は9～10cmと長いのが特徴の衿型。衿羽開きの角度はレギュラーカラーと比べほぼ同じ角度となるが、衿が長い分ロングポイントの方が狭い印象がある。クラシカルなデザインなため様々なシーンで活用できます。その中でもドレスシャツがおすすめです。

衿の開きが大きく衿羽開きは180度に近い衿型。第一ボタンを外してもしっかりとした衿が立つため衿元がキレイに開き上品さを演出してくれます。ネクタイを上までキッチリ上げれば、全体のバランスがまとまり洗練されたスタイルに。

首を周囲を包むような立ち衿。ビジネス、カジュアルには不向きでフォーマルな場では欠かせないウイングカラー。タキシードやブラックスーツにウイングカラーシャツと定番の着こなしで、スキのない優美なスタイルを演出してくれます。