Amazonから発売されている電子書籍リーダー「Kindle」
これまで多くのシリーズが発売されていますが、2022年10月に新たにKindle第11世代が発売されました。
前回の第10世代モデルと何が異なるのか、今回は実際に2台を比較しレビューしてみました。
新型Kindleを使ってみて良かった点や気になる点について詳しく紹介していますので、新型Kindleの購入を検討している方は参考にしてみてください!
そもそも「Kindle」と「Kindle Paperwhite」は何が違う?
現在、Kindleシリーズは大きく分けると、Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisが発売されています。
また、2022年11月30日には最上位モデルとなるKindle Scribeの発売も決定しており、現在予約受付中です。
よく見かけるのが「Kindle」と「Kindle Paperwhite」の違いがいまいち分からないという意見。
この二つの機種はKindleの中でも多く購入されているモデルですが、仕様が異なります。
Kindleは何といっても価格が安いので、初心者で電子書籍を利用したことのない人でも始めやすいです。
Kindle Paperwhiteと比べて本体サイズがコンパクトで軽量なので、持ち歩きにも便利。
バッテリー持続時間はKindle Paperwhiteと比べて劣ってしまいますが、1回の充電でバッテリーが1ヶ月以上持つと考えると十分かと思います。
例えば、お風呂でも読書を楽しみたいという方は、防水機能のあるKindle Paperwhiteを選ぶといいでしょう。
また、ワイヤレス充電を行いたいなら、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションを選ぶことをおすすめします。
どちらを選ぶかは、欲しい機能や用途で選ぶと選びやすいと思います。
「Kindle」第10世代と第11世代の比較
2019年に発売されたKindle 第10世代と、2022年に発売されたKindle 第11世代を比較しました。
下記の画像がKindle 第11世代です。
付属品はKindle、USB Type-C 充電ケーブル(ケーブル約1.3m)、クイックスタートガイドです。
本体下部に充電ケーブルを差し込むUSB Type-Cポートと、電源ボタンがあります。
まず、本体サイズが小型になったため、さらに持ち歩きしやすくなりました。
上記のように重ねてみると、Kindle 第11世代が一回り小さくなかったことが分かります。
ただ、電子ペーパー自体の大きさは6インチと変更はありませんので見づらいということはなさそうです。
こちらは第10世代。重量は169gでした。
第11世代は重量157gだったので、12g軽くなりました。
元々軽かったのですが、より負担が減りました。
また、ディスプレイの解像度が300ppiと大幅に上がったため、文字やイラストがより鮮明になりました。
他にも、電子書籍リーダーを使うにあたって気になることといえば保存容量ですよね。
これまで8GBだとすぐに容量がいっぱいになっていたという方にとって、ストレージ容量が16GBに増えたのもとても嬉しいポイントです。
大きく変わった変更点といえば、充電ケーブルがmicro USBからUSB Type-Cに変更になったことです。
USB Type-Cだと従来のmicro USBに比べて充電速度も向上するので、あっという間に充電が完了します。
Kindleを日頃利用する方にとって、充電がすぐに終わるのは大きなメリットですね。
Kindle 第11世代の良かった点
小型軽量化でコンパクト
今回、Kincleは第11世代になったことでより小型化しました。
普段持ち歩いて利用している方は、電子書籍リーダーを選ぶ上でサイズ感は重要視するポイントだと思います。
Kindleは元々小さく持ち歩きに便利と言われていましたが、ディスプレイサイズが6インチと変更がないまま小型化したのは嬉しいですね。
快適に読みやすくなったディスプレイ
ディスプレイ解像度が約3倍と大幅に上がったことで、文字やイラストが以前よりも鮮明に綺麗に表示されています。
向かって左がKindle 第11世代ですが、拡大すると違いがとてもわかりやすいです。
色の暖かさを自分好みに変更できる色調調節ライト機能はありませんが、今回新たにダークモード機能が追加されました。
ダークモードが搭載されたことで、屋外でも読書がしやすくなりました。
屋外だと明るすぎて読めなかったという方も、今後は場所を選ばず読書を楽しむことができます。
全体的な速度が以前よりも向上
実際にKindle 第10世代と第11世代を利用してみて感じた点ですが、全体的な動きの速度が以前よりも上がっていました!
第11世代を使ってみると、ページめくりやスクロールもスムーズで切り替えしやすかったです。
設定画面もスワイプしやすく変更しやすいので、使い心地はとても良いと思います。
バッテリーが最大6週間持続
これまで数週間と曖昧な表記だったバッテリー持続時間。
Kindle 第11世代では、最大約6週間持続可能になりました。
さらに9W出力対応アダプターを利用すればたった2時間で充電が完了します!
今回、充電ケーブルが従来のmicro USBからUSB Type-Cに変更になったので、使い勝手が良くなったと思います。
時間がかからず充電が終わるので、日々持ち歩いている方にとって大きなメリットですね。
容量が16GBに!より多くの本を保存できる
容量が2倍の16GBまで増えたので、より多くの書籍を保存できます。
小説であれば8GBでも十分だったと思いますが、漫画をよく読むという方にとっては8GBだと少し心許なかったのではないでしょうか?
2倍に増えたことでこれまで以上に読書が楽しめるようになったのは嬉しいですね。
Kindle 第11世代の気になる点
防水機能はないので要注意
Kindle 第11世代には防水機能はありません。
お風呂で読書を楽しみたい方にとっては不便だと思いますが、そういった用途がなければKindle 第11世代で十分だと思います。
防水機能が欲しい方には、Kindle Paperwhiteをおすすめします。
ページ送りボタンがない
KindleやKindle Paperwhiteには、ページ送りが可能なボタンが本体にありません。
ただ、ページをめくるのは画面スワイプで可能なので、そこまで必要性もないと思います。
現在発売されているKindleシリーズでページ送りボタンがあるのはKindle Oasis。
ページ送りボタンが必要という方にはこちらを勧めますが、価格も3万円近くと高いので、慎重に選んでみてくださいね。
本体が小さめなので少し読みづらい
Kindle 第11世代はKindle Oasisなど上位モデルと比べると本体が小さめなので、少し読みづらさを感じるかもしれません。
しかし、Kindleは第11世代になり解像度が向上したことで、以前よりも小説や漫画がくっきりと綺麗に表示されています。
また、本体サイズが大きければ大きいほど持ち運びには不便なので、Kindleのコンパクトさは他にも劣らない大きな魅力だと思います。
「Kindle」を使うなら「Kindle Unlimited」がおすすめ
出典:amazon.co.jp
Kindleを使う方におすすめしたいのは、Amazonが提供している電子書籍サービス「Kindle Unlimited」です。
200万冊以上の書籍が読み放題で、好きな本をいつでもダウンロードすることができます。
品揃えが200万冊以上で豊富
Amazon会員だと月額980円(税込)で利用できるKindle Unlimited。
一冊ずつ購入しているとすぐに980円以上の出費になりますよね。
1,000円かからない安さで200万冊以上の書籍が読み放題となると、かなりコスパが良いです!
取り扱いジャンルも、小説・漫画・専門書・ビジネス書・雑誌などとても豊富です。
日頃から多くの小説や漫画を読むという方には、コスパ最強のKindle Unlimitedの登録をおすすめします。
オフラインでも読めて通信制限が気にならない
好きな漫画や小説をダウンロードして保存することができるので、外出先でも通信制限を気にする必要なし。
好きなときに好きな場所で読めて、とても便利ですよ。
Kindleを購入後、Amazonアカウントでログインし、様々な書籍を事前にダウンロードしておきましょう!
ただし、Kindle Unlimited自体はダウンロードして保存できるのは10冊までという上限があるので気をつけてくださいね。
30日間の無料体験がある
Kindle Unlimitedを初めて利用する方は、30日間の無料体験ができます。
無料期間中はもちろん0円なので、お試しで使ってみたいという方も利用しやすいです。
1ヶ月終了後には、月額980円(税込)が加算されます。
30日間利用してみるだけでも使い勝手や品揃えが把握できると思いますので、是非一度お試しください!
まとめ
新たに発売されたKindle 第11世代ですが、本体サイズのリニューアルに加え、ディスプレイ解像度も上がり、より見やすくなったことが分かりました。
さらに、前世代モデルと比べると、全体的な速度向上やダークモード搭載でこれまで以上に読書が楽しめるように。
また、ストレージ容量が16GBへと増加したことで、より多くの書籍をオフラインでも読むことができます。
様々なメリットが増えたKindle 第11世代。
Kindleの購入を検討している方は是非この記事を参考にしてみてくださいね。